「日本でいっせいに電気を消す日は、いつにしようか」
これについては、たくさんの議論がありました。
地球のことを考える「アースデイ」、平和を願った「終戦記念日」など。
でも私たちは、それぞれの国の社会事情や、人間の都合で決められた記念日ではなくて、地球に住んでいればどこの国でも必ずやってくる共通の日に開催することに決めました。

「夏至」の日と「冬至」の日は地球にいればどこであろうと、必ずやってきます。

夏至は北半球では昼の時間が最も長く、夜が最も短い日(反対に、南半球では昼が最も短く、夜が長い日なのです)となります。
わたしたちが暮らす地球が太陽を中心として、今、宇宙のどのあたりにいるのか。
そういうことを考えながら、主義や主張、立場や国籍の違いを超えて、いつの日か地球ぜんぶで開催され、くらやみのウェーブが広がることを願って、この日に開催することにしたのです。